平宗盛大河ドラマ化プロジェクト、始動!
NHK大河ドラマには、常にその時の日本の状況を切り取るような題材が選ばれている。
たとえば1983年の「徳川家康」は、同年の「おしん」と共に、主人公の人生を、戦後日本の歩みになぞらえ、苦難に耐え成功する姿を描いている。
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その後は、社会における女性の地位向上を受けて女性を主人公にした「篤姫」が作られたし、少し前には震災復興が社会の課題となったことから、東北が舞台の「八重の桜」が放送された。
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じゃあ2016年の今、世間が求められているものって何だろう。
それって一言でいえば「イクメン」ではないか。
某騒動のせいでイメージが悪くなったが、結局女性の活躍には、男性の協力が大事なことに変わりない。現在放送されている朝ドラ「あさが来た」でも、主人公・あさの夫、新次郎は、妻に代わって子供の面倒を見るなど、比較的「イクメン」寄りである。
じゃあ歴史上の人物で、家庭を大切にし、かつ、大河ドラマの主人公には必須条件と化しつつある「平和主義者」をも満たす、そんな人物はいるだろうか・・・。
一人だけ、いる。平宗盛である。(間抜けな顔とか言わない。)
一応説明しておくと、かの有名な平清盛の三男坊で、父の亡きあと、平家の総大将となるも、結果的には平家滅亡を防げなかった人物。平家物語ではボロカス。
彼は基本的に事無かれ平和主義者で、妻の死という理由ではあるが、自ら子供を養育するという当時では超異例の行動に出ている。また妻の死と共に官職も辞しており、そういう事実からも、非常に家庭を大事にする男だったのだ。(まあ、天下の平家の次期当主が、こんな軽々と役職辞めちゃうのどうかなとか思うけどね)
というわけで、このブログでは、平宗盛をいつの日か大河ドラマの主人公にすべく、ここに平宗盛大河ドラマ化プロジェクトの始動を宣言します!
具体的な活動内容は、おいおいってことで。