宗盛醒睡記 第七話「野望と狂気」掲載しました&解説
宗盛醒睡記 第七話「野望と狂気」を掲載しました。
編集後記
話中の時忠と時子の野望って、ここまででかかったのかなぁ?(一応作法としてここでは書きませんが)と疑問を持ちつつ書いてしまいました。別に本格的に歴史を研究しているわけではないので、全く資料にも拠ってません。
ただ、
・清盛が白河院のご落胤であるという噂は当時から語られていたということ
・単に行き当たりばったりで摂関家や天皇家に女子を嫁がせていたとは思えないこと
・宇多帝や醍醐帝などの前例があったこと
そして何より
・九条兼実が、平時忠を評して「こいつ頭がおかしいぜ」と言っていること
が自分なりの根拠といえば根拠であります。
九条兼実といえば、ガチガチの保守派ですから、この人に頭おかしいと評されるということは、斬新かつ大胆な発想ができるということの裏返しでもあるわけです。(単なるキ×ガイなら、あんなに平氏政権で力を持たんでしょう)
宗盛醒睡記は、当初は宗盛を再評価しよう!という目的の下スタートしましたが、段々とこの時代についての私の仮説を考える場になってしまっています。
正直平家物語は、あらゆる形で描かれつくしているので、出来るだけ違う角度から、視点から、ということを考えるうちにだんだんと仮説が増えていったという感じです。
それでは、次回予告。
さ~て、次回の宗盛醒睡記は?
平滋子です。初登場です。なんか5つしか違わない初対面の男の子におばさんとか呼ばれて失礼しちゃう!私まだ18なのに・・・でも、お兄さんや清盛さんと違って、素直そうないい子かも。
さて次回の宗盛醒睡記は?
・五歳違いのおばさん?
・宗盛あこがれの人
・やっぱりうごめく陰謀
の三本です。
次回もまたみてくださいねー ジャン ケン ポン! ✊