宗盛醒睡記 第十一話「遺訓」掲載しました&解説
はい、実に約3週間ぶりの新作です。
編集後記
個人的な事情で恐縮ですが、この間本業が忙しかったこともあり、宗盛醒睡記の更新が滞ってしまいました。
・・・それはさておき、ようやく切目王子(和歌山県)に宿泊していた清盛一行に信頼のクーデターの報せが入りました。
当然知らせを受けた平家一門は混乱するわけですが、この時の平家にはしっかりした人材がそろっていました。
当時すでに70歳を超えていた古参の家人、平家貞の機転で、平家は危機を脱するきっかけをつかむことになります。
平家貞は元々は清盛と同じく伊勢平氏の一族でした。家貞の祖父貞光と、清盛の曾祖父正衡は兄弟で、その父はともに平正度ということになります。
なお、同じく一門で著名な家人平盛国の祖父維盛(重盛の長男とは別人)は、貞光、正衡と兄弟の間柄になります。
木工介家貞は当時としては非常に長命で、八十六歳まで生きていたそうです。大河ドラマでは、中村梅雀さんが演じ、中国伝来のお菓子「からくだもの」が大好きな老人として描かれました。
さ~て、次回の宗盛醒睡記は?
宗盛です。朝起きたら誰も宿舎にいませんでした!まるで西洋の映画、「ほーむあろーん」のような展開になってきましたが、次回ついにわたしの生涯を変える出会いをすることになります。
次回の宗盛醒睡記は
・ようやく謎の美少年その1、その2登場
・一路都へ!
・みんな宗盛のこと、忘れてね?
の三本です。
次回もまたみてくださいねー
ジャン!ケン!ポン!✊